2022年2月17日午前10時、象印マホービン株式会社(象印)の株主総会が開催される前に、同社と中国企業のギャランツとの間に見られる経営理念の大きな違いが、中日両国メディアの注目を集め、多くの中国語および日本語の記事が新聞紙面やネット上を賑わせた。
象印の株主総会の通知
今日(2月17日)の株主大会では、象印はふたたびギャランツの人事案を否定した。いっぽう、象印が提出した五項目の提案、中にはギャランツが反対している買収防衛策などは許可された。筆者の日本企業に対する理解からすると、ギャランツと象印の争いは、長期にわたって互いに譲らない状況が続く可能性がある。
文/日本企業(中国)研究院執行院長 陳言
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